ケアマネージャー試験は年々難易度が上がり、最近では15%ほどの合格率となっています。
自身の経験や勉強時間を無駄にしないためにも、できるだけ少ない受験回数で資格取得を目指したいもの。今回は、ケアマネージャー試験に備えるためにオススメの勉強方法をまとめてみました。

勉強方法・試験

独学かスクールに通うか

資格習得のための勉強法は、一般的に独学か専用のスクールに通うかの2択になるでしょう。
その中間ともいえるのが通信教育ですが、費用的な問題を考えれば後者に近いかもしれません。

スクール

独学の場合は自分で勉強スケジュールをたて、勉強に必要なテキスト等もいちからそろえる必要があります。まずは書店に足を運び、自分に合ったテキストを選ぶと良いでしょう。
数を多く買えばいいとうわけではないため、内容を確認しながら学習しやすそうなものを選ぶのがポイントです。

自分のまわりにケアマネ試験合格者がいるのなら、その人にアドバイスをもらうのもひとつの手です。
また、問題の出題傾向を見極めるためにも、過去問など実際のテストに近いものも積極的にこなしていくようにしましょう。

専用スクールなどを利用する場合は毎年の出題傾向などを分析して、かなり内容の濃いテキストや勉強スケジュールが組まれるはずです。
費用は高めになりますが、より合格率を高めたい人にはオススメといえるでしょう。

自分なりの学習方法を見つけよう

資格試験で定番ともいえるのが、短期集中型の勉強方法です。
たとえ3カ月でも綿密に練られたスケジュールであれば、合格も決して夢ではないでしょう。
しかしその勉強方法が自分に必ず合っているかといわれれば難しいもの。特に仕事が激務ということなら、勉強に費やす時間的余裕がなくなってしまうでしょうから、自身の生活スタイルにあう勉強方法を選ぶことが大切です。

仕事と勉強の両立

試験勉強自体は日々の介護の仕事に役立つことがたくさんあるでしょうから、毎日こつこつ学習して、数年かけて取得をめざしてもかまわないのです。

サイトやアプリも活用しよう

従来のテキストを使う勉強方法もありますが、近年増えているのがサイトやアプリを使ったものです。

勉強はサイトやアプリ

これなら試験に関する情報量も豊富で、随時最新の内容を確認できます。
アプリなら出先や移動中などでも手軽に勉強できるので、ぜひ活用したいところ。これらのなかには無料で利用できるところも多いですから、費用を抑えたい人にもオススメです。
人によってはテキストを使うのとはまた違った緊張感が生まれ、本番になっても慌てないような安心感も得られることでしょう。

合格率が高まっても絶対はない

たとえたくさんの費用をつぎ込んでも確実に合格するとは限らないですし、逆に費用に関係なく独学ですんなりと合格してしまうようなこともあります。

ケアマネの試験に合格するには

ケアマネの試験合格率からもわかるとおり、多くの人が不合格となっている以上、何がより確実な勉強方法なのかは決めづらいのが現状です。
少なくとも介護の知識や経験を豊富に身につけておくことは決して無駄にはなりません。
日ごろから介護の仕事に前向きに取り組み、いつでも試験勉強をはじめられるような状況を整えておくといいでしょう。